超能力戦士ドリアンのメンバープロフィール!結成秘話やデビュー前後の経歴・現在の活動を徹底紹介
「超能力戦士ドリアン」という、一度聞いたらなかなか忘れられない名前のロックバンドをご存じでしょうか?
「歌って踊って笑顔で帰ろう。3ピースロックバンド!」を掲げ、音楽だけでなく笑い、ダンス、映像、着ぐるみなどを取り入れたライブで人気を集めている3人組です。公式サイトも「誰に何を言われようとロックバンド」と紹介しています。
メンバーは、やっさん、おーちくん、けつぷりさんの3人。
しかも一般的な3ピースバンドとは違って、ベースも正式ドラマーもいません。
いったい、なぜこの3人でバンドを始めることになったのでしょうか?
今回は、超能力戦士ドリアンのメンバープロフィールをはじめ、大学時代の出会い、デビュー前のちょっと笑える苦労、全国へ活動を広げていった経歴、そして近年の活躍まで詳しく紹介します。
超能力戦士ドリアンとは?
超能力戦士ドリアンは、2016年ごろに結成された3人組ロックバンドです。
メンバーは、
- やっさん:ギター&ボーカル
- おーちくん:ボーカル
- けつぷりさん:ギター
という個性的な編成です。
最大の特徴は、何といっても「ベースとドラムがいない」こと。
大学の軽音サークルで知り合った仲良し3人でバンドを始めたものの、3人の担当楽器だけでは一般的なバンド編成になりませんでした。
しかし、そこで別のメンバーを探すのではなく、
「この3人でやっていこう」
となったところが超能力戦士ドリアンらしいところです。
インタビューでは、やっさんが「リズム隊がいないことも面白くできるかもしれへん」と考え、あえて3人で活動していく道を選んだことを明かしています。
結果的に、その普通ではない編成そのものがバンドの大きな個性になりました。
超能力戦士ドリアンのメンバープロフィール
やっさん|ギター&ボーカル

やっさんは、超能力戦士ドリアンのギター&ボーカル担当。
さらにSNSも担当しており、公式プロフィールでは「SNS担当大臣」と紹介されています。
神戸への愛着がかなり強い人物としても知られています。
そして公式プロフィールがとにかくユニーク。
幼いころ近所の川で海藻に襲われた経験から海藻類が苦手になった一方、「海苔は結構好き」という絶妙な設定……ではなく、本人のエピソードが掲載されています。
子どものころは水泳をしていたため、足がかなり筋肉質なのだとか。
さらに、きれいなパーマヘアも天然ではありません。
会社員だったころ、職場ではパーマがNGだったにもかかわらず「天然パーマ」と主張しながらパーマをかけ続け、最終的には仕事の成績で上司を納得させたという、なかなか豪快なエピソードまで公式プロフィールに載っています。
一方、音楽面ではかなり熱い人物です。
やっさんはキュウソネコカミが大好きで、その存在が超能力戦士ドリアンの音楽性にも影響を与えました。
2018年には、キュウソネコカミのヤマサキセイヤさん本人の許可を得て「ヤマサキセイヤと同じ性別」を制作。なんとMVにはヤマサキセイヤさん本人も出演しています。
笑いに全振りしているように見えて、実は「どうすれば観客が楽しめるのか」をかなり冷静に考えているメンバーでもあります。
おーちくん|ボーカル

中央でボーカルを担当するのがおーちくん。
過去のインタビューでは「Dance/Vo」と紹介されたこともあり、超能力戦士ドリアンの“歌って踊る”部分を体現する存在です。
そして公式プロフィールの説明が衝撃的です。
「歯が5.5本ない。」
ほぼこれだけ。
他の2人がかなり長文で紹介されているのに対し、おーちくんだけ極端に短いというところまで含めて、超能力戦士ドリアンらしい笑いになっています。
大学時代、おーちくんは他の2人より1歳上ですが、大学には2浪して入学。そのため軽音サークルでは「年上の後輩」という少し不思議な立ち位置だったそうです。
バンド結成時も、やっさんとけつぷりさんから誘われた形だったようで、本人は当時について、
「面白ければなんでもいいかなと思って乗っかりました」
という趣旨の発言をしています。
ところが、その軽い(?)ノリで始まったバンドが全国規模でライブを行う存在になったのですから、人生は分からないものですね。
また、おーちくんにとってUNISON SQUARE GARDENは憧れの存在で、バンドを始めるきっかけにもなったと公式バイオグラフィーで紹介されています。
そして2025年にはUNISON SQUARE GARDEN主催「fun time ACCIDENT 4」の高崎公演に出演し、ドラマーの鈴木貴雄さんとのコラボまで実現しました。
まさに憧れを現実に変えたエピソードです。
けつぷりさん|ギター

ギター担当が、けつぷりさん。
まず気になるのは、
「なぜ、けつぷり?」
という名前ですよね。
ところが公式プロフィールによると、本人にも由来が分からないそうです。
「けつぷり」と呼ばれ始めて約20年になるものの、誰が名付けたのかも不明。さらに公式サイトでは、お母さんを「ままぷり」と呼ぶなど、完全に独自の世界観が出来上がっています。
一方、音楽面ではかなり本格派。
ギターが得意で、モッキンバードを長年愛用。社会人時代には楽器店で働いていたというエピソードも公式プロフィールで紹介されています。
また、3人の中でも音楽に詳しく、実はかなりおしゃべりだとも紹介されています。
ステージ上のコミカルなイメージとは少し違う、音楽好きのギタリストとしての顔を持っているわけですね。
3人は大学の軽音サークル仲間だった
超能力戦士ドリアンの原点は大学時代です。
3人は同じ軽音サークルで知り合いました。
ただし、大学時代から3人でバンドを組んでいたわけではありません。
やっさんはギター&ボーカル、けつぷりさんはギター、おーちくんはボーカル。
この3人だけではベースもドラムもいません。
そのため大学時代は、それぞれ別のコピーバンドで活動していました。
大学卒業後も3人の仲は続き、よく一緒に遊んでいたそうです。
そして、
「何か面白いことをしたい」
「バンドでひと旗揚げたい」
という話から、本格的に3人でバンドを始めることになりました。
3人にとって、超能力戦士ドリアンは初めてのオリジナルバンドでした。
「超能力戦士ドリアン」という名前の由来
バンド名にも、彼ららしい戦略があります。
やっさんによれば、検索されることを考えて、
「漢字+カタカナ」
という組み合わせを意識したそうです。
さらに、売れているバンドには「ン」で終わる名前が多いのではないかと考えたことも「ドリアン」につながったと説明しています。
つまり、一見すると完全に勢いだけで決めたような名前ですが、実は「検索されやすさ」まで考えられていたのです。
現在でいうSEOやエゴサーチまで見据えたネーミングだったともいえそうですね。
デビュー前は観客がわずか5人ほど?
超能力戦士ドリアンの初ライブは2016年6月20日、心斎橋Pangeaでした。
現在の盛り上がったライブからは想像しにくいのですが、最初のお客さんは、メンバーが頼み込んで来てもらった大学の友人5人ほどだったそうです。
しかもライブ後、後輩から「何をやっていたのか全然分からなかった」という趣旨の感想まで言われたというのです。
かなり厳しいスタートでした。
観客が少なかった当時は、現在のような観客参加型ライブもできません。
そこで、おーちくんのTシャツを左右から引っ張って破ったり、ステージ上で着ぐるみに着替えたりと、自分たちだけでも成立する“自己完結型”のライブを約半年続けたそうです。
やっさんは当初、
「最初の1年でお客さんが増えなければやめよう」
と考えていました。
しかし少しずつ観客が増えたことで、ライブスタイルも観客を巻き込む参加型へと変化していきました。
今の超能力戦士ドリアンのライブスタイルは、実はこの試行錯誤から生まれたのですね。
「恐竜の着ぐるみ詐欺」に遭ったことも
2017年には、さらに忘れられない事件が起こります。
「恐竜博士は恐竜見たことないでしょ」のMVを撮影するため、恐竜の着ぐるみをレンタルしようとしたところ、なんと着ぐるみ詐欺に遭ってしまったそうです。
かなりニッチな詐欺です。
結局レンタルできなかったため、急きょ空気で膨らませる恐竜の着ぐるみを購入。
ところが、この着ぐるみが後々ライブでも活躍することになりました。
ピンチをそのまま笑いとライブ演出に変えてしまうあたりにも、超能力戦士ドリアンらしさが表れています。
2017年から一気に人気が拡大
2017年6月には1st EP
『僕のドリアン、君にひとつあげるよ。』
をリリース。
同年8月には初ワンマンライブ「僕のドリアン、無料であげるよ。」を心斎橋Pangeaで開催し、満員となりました。
初ライブでは友人5人ほどだったバンドが、わずか1年ほどで同じ会場のワンマンを満員にしたわけです。
さらに12月には梅田シャングリラで2度目のワンマンを開催し、こちらも満員。
2nd EP『最高金賞受賞』もリリースしました。
2018年「ビクターロック祭り」出演で大きな転機
2018年2月、超能力戦士ドリアンは「Eggs presents『ワン!チャン!! ~ビクターロック祭り2018への挑戦~』」で優勝。
これによって幕張メッセで開催された「ビクターロック祭り」への出演を果たしました。
そして同年7月には、初の全国流通盤
『超能力戦士ドリアンの1004円のCD』
をリリース。
タイトル通り税抜価格1004円という、ここでも遊び心満載の作品でした。
同年10月には心斎橋BIGCATでワンマンライブを開催し、満員を記録しています。
全国ツアーへ!ライブバンドとして成長
2019年には東京・名古屋・大阪を回る初の東名阪ワンマンツアーを開催。
さらに1stミニアルバム
『超能力戦士ドリアンの楽曲が7つ入ったミニアルバム』
を発売しました。
もちろんタイトル通り7曲入りです。
同年6~7月には全国8か所でワンマンツアーを開催し、こちらも満員となりました。
最初は5人ほどの友人を集めるところから始まったバンドが、全国を回るライブバンドへ成長していったのです。
超能力戦士ドリアンのライブが面白い理由
超能力戦士ドリアンの大きな魅力は、楽曲だけではありません。
ライブでは、
ダンス、コール&レスポンス、映像、着ぐるみ、寸劇、コミカルな演出
などを積極的に取り入れています。
つまり「音楽を聴かせる」だけではなく、会場にいる人全員を巻き込んでひとつのエンターテインメントを作っているのです。
その根底にあるのが、
「歌って踊って笑顔で帰ろう」
という考え方なのでしょう。
初期に観客が少なかったからこそ「どうしたら目の前のお客さんに楽しんでもらえるのか」を試行錯誤した経験が、現在のスタイルにつながったと考えられます。
2025年には初のZeppワンマンも実現
バンドの規模はさらに拡大しました。
2024年には北海道でのワンマンライブや、東京・名古屋・大阪・福岡を回るツーマンツアーを開催。
そして2025年3~4月には、Zepp Nagoyaを含む全国7か所でワンマンツアー「きらめけ!マジカルキングダム」を開催しました。
Zeppでのワンマンはバンド初。
公式バイオグラフィーによればツアーは満員となっています。
さらに2025年10~11月にはZepp2会場を含む全国6か所で「はちゃめちゃ!サイエンスラボ」を開催し、こちらも満員を記録しました。
もはや「面白いバンド」という一言だけでは説明できないほど、ライブバンドとして着実に規模を拡大しています。
憧れだったアーティストとの共演も次々実現
彼らの経歴で興味深いのは、結成前から憧れていたアーティストとの共演を次々と実現していることです。
やっさんにとって大きな存在だったキュウソネコカミのヤマサキセイヤさんとは、2018年にMVで共演。
おーちくんがバンドを始めるきっかけになったUNISON SQUARE GARDENからも、2025年の「fun time ACCIDENT 4」に招かれました。
さらに「いきものがかりと同じ編成」をネタにしてきた彼らですが、2025年にはラジオ番組「ツギハギ火曜日~超能力戦士ドリアンのたのしいラジオ~」へ、いきものがかりの水野良樹さんがゲスト出演しています。
冗談のように口にしてきたことが、長く活動するうちに本当の共演へつながっているところも面白いですね。
超能力戦士ドリアンは「ふざけているようで実はかなり真面目」
超能力戦士ドリアンを調べていくと、ひとつ面白いことが見えてきます。
表面だけを見ると、
「とにかくふざけている3人」
に見えます。
しかしバンド名を決める段階から検索されやすさを意識し、観客数によってライブの見せ方を変え、初期には「1年で客が増えなければやめる」という覚悟まで持っていました。
つまり、笑いは単なる悪ふざけではなく、
「お客さんを楽しませるための方法」
としてかなり真剣に考えられているように見えます。
だからこそ、初ライブの観客約5人からワンマンライブ、全国ツアー、そしてZeppへとステージを大きくしていくことができたのでしょう。
まとめ|超能力戦士ドリアンは仲良し3人組から始まった異色のロックバンド
超能力戦士ドリアンは、大学の軽音サークルで出会ったやっさん、おーちくん、けつぷりさんによる3人組ロックバンドです。
大学卒業後、「仲のいい3人で何か面白いことをやりたい」というところから2016年ごろに結成。
初ライブでは友人を頼み込んで約5人に来てもらうところから始まりました。
それでも活動を続け、2017年にはワンマンライブを満員にし、2018年にはビクターロック祭りへ出演。その後は全国流通盤、全国ツアーへと活動規模を拡大していきます。
そして2025年には初のZeppワンマンまで実現しました。
「ベースもドラムもいない」
「恐竜の着ぐるみが登場する」
「歌って踊って笑わせる」
そんな異色のスタイルを貫きながら、ライブバンドとして着実に成長してきた超能力戦士ドリアン。
一見するとふざけているようで、その裏側には「どうすれば観客が楽しめるか」を考え続けてきた3人の真面目さがあります。
大学時代の仲良し3人組から始まった彼らが、これからどんな“はちゃめちゃ”な景色を見せてくれるのか、今後の活動にも注目です。
超能力戦士ドリアン公式サイト「メンバー紹介」「超能力戦士ドリアン、その歴史」
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