ピン芸人・ひょうろくさんは、独特のキャラクターとユーモアで注目を集める存在です。
彼の経歴を振り返ると、異色の道のりを歩んできたことがわかります。



プロフィール
- 本名:白澤 直樹(しらさわ なおき)
- 生年月日:1987年7月7日(37歳)
- 出身地:鹿児島県鹿児島市
- 身長:177cm
- 最終学歴:鹿児島工業高等専門学校 土木工学科卒業
- 趣味・特技:ゴスペル、ギター、映画鑑賞、バレーボール、イラスト、書道7段

サラリーマンから芸人への転身
高専卒業後、千葉県の建築会社に就職し、設計や営業を担当していました
年収は約500万円と安定していたものの、仕事のミスが重なり「窓際族」と呼ばれるようになったといいます。
そんな中、高校の同級生である橋口ひとしさんに誘われ、2012年にお笑いコンビ「ジュウジマル」を結成。
これが芸人としての第一歩でした。

コンビ解散とピン芸人としての再出発
「ジュウジマル」はM-1グランプリ2019で3回戦に進出するなどの成果を上げましたが、2020年に解散。
その後、ひょうろくさんはピン芸人として活動を開始しました。
さらば青春の光のYouTubeチャンネルに出演したことをきっかけに注目を集め、バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』などにも出演するようになりました。

CM出演でさらなる注目
2024年には、サントリーの緑茶「伊右衛門」のCMに出演し、堺雅人さんと共演。
この起用は「冒険的」とも言われ、彼の独特なキャラクターが話題となりました。

ひょうろくってどんな人?
まず簡単にご紹介すると、ひょうろくさんは独特のテンポと間でジワジワ笑わせてくるピン芸人さん。
ネタの中には“間違い電話”シリーズや、“もしも〇〇がコンビニの店員だったら”みたいなシチュエーションコントが多く、クセになる芸風なんです。
さて、そんな彼がライブでやらかした、まさかの事件とは…?

事件はライブの最中に起きた
ある日、都内の小さなお笑いライブハウスに出演していたひょうろくさん。
その日披露していたのは「おばあちゃんとのテレビ電話」というネタ。
観客もクスクス笑いながら、いい感じに進んでいたその時…
「ピロリロリン♪」と本物のスマホの通知音が!
最初は演出かと思われたその音。
なんと――
ひょうろくさん本人のスマホがポケットで鳴っていたのです!
しかも、電話の相手は“本当のおばあちゃん”!!

対応が神ってた
客席は一瞬ざわついたものの、ひょうろくさんは慌てることなく、
「…あ、こっちはネタのばあちゃん。ほんまもんのばあちゃん、今出てきたわ。」
と、アドリブでネタに組み込む神対応!
そのまま電話をスピーカーにして、「ちょっと今仕事中やから後でかけなおすな!」と生電話でツッコミ!
会場は爆笑の渦に包まれ、「もはやこれが一番のネタ!」とSNSでも話題になりました。

芸人魂が光った瞬間
普通だったら焦ってネタが飛んでしまいそうなシーンでも、それを笑いに変える。
これぞプロの芸人魂!
ひょうろくさんの魅力は、こういう“ハプニング力”にもあるんですよね。
いかがでしたか?
ライブは生もの。何が起こるかわからないからこそ面白い!
そしてそれを笑いに変えるひょうろくさんのセンス、これからもっと注目されること間違いなしです。

始まりは「特に演技経験ゼロ」
ひょうろくさん、正直に言って芸歴は長め。
でも俳優としての活動歴はほぼゼロ。
特技:顔芸。趣味:間の悪いボケ。
どう考えても大河向きじゃない、と思われていたんですが…。
ある日、とある舞台関係者が彼のネタをライブで偶然観ていたそう。
そこで目に留まったのが、ひょうろくさんの絶妙な間と表情の使い方。
これが、実は“ある武士の役”にドンピシャだったというんです!

【キャラ解説】
大河ドラマ『べらぼう』でピン芸人ひょうろくさんが演じることで話題の人物――
松前廣年(まつまえ・ひろとし)について深掘りしていきます!
「誰それ?」「何やった人?」という声も多いと思いますが、
これが調べてみると、めちゃくちゃ“クセ強”な人物だったんです。

松前廣年ってどんな人?
松前廣年は、江戸時代後期の蝦夷地(今の北海道)を支配していた松前藩の藩主。
ちょうど日本が開国に向かって動き始める微妙な時期に、北の果てで色んなプレッシャーと戦っていた人物です。
外国船の接近、アイヌ民族との関係、幕府との板挟み――
とにかく「地理的にも政治的にもめんどくさい場所」で奮闘していた、ちょっとかわいそうな藩主とも言えます。
ただ、記録によっては「飄々としていて読みづらい人物」ともされており、
一部の史料では、幕府からの指示を聞いてるようで聞いてない、ちょっとおとぼけキャラ的な面も。

なんでひょうろくがキャスティングされたの?
そんな松前廣年を、まさかのピン芸人・ひょうろくさんが演じるという衝撃!
でもこれ、意外とハマり役なんです。
ひょうろくさんって、普段のネタでも「気が抜けてるように見えて、実は計算されてる」っていう独特のテンポと間が魅力。
松前廣年の「つかみどころのなさ」「北国でマイペースに立ち回る感じ」と、妙にリンクしてるんですよね。
しかも、制作スタッフが言うには――
「あの“ゆるさ”の裏にある腹の据わり方を出せるのは、ひょうろくさんしかいなかった」
とのこと。

劇中での役割と見どころ
ドラマの中では、主人公・杉田玄白(演:横浜流星)が江戸で“科学と理性”を追い求めている一方で、
松前廣年は“北の辺境”という、理屈だけじゃ通じない世界で奮闘しています。
理知的なキャラが多い中で、ひょうろくさん演じる松前は良い“脱力キャラ”としてバランスを取っているんです。
例えば――
・幕府からの命令に「えー? また〜?」と本音ダダ漏れ
・外国船に対して、なぜか飄々と対応し、周囲をあきれさせる
・でも実は、一番冷静に現状を見ている目を持っている
という、「おちゃらけてるのに、なぜか憎めない存在」として視聴者の印象に残ること間違いなし!

ひょうろくファン的にも見逃せない!
普段はライブで観ることの多いひょうろくさんが、ガチの時代劇衣装に身を包み、
真顔で「北方の防衛について申すか…」とか言ってるシーン、もうそれだけで胸アツです。
さらに時折見せる“ひょうろく節”が、役の中に自然に溶け込んでるのが最高。
ひょうろくファンも、大河ファンも、「松前廣年」という名前をこの作品で覚えることになるでしょう。






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