きただにひろしさんのプロフィール|アニソン歌手になるまでの経歴・家族・結婚・意外な素顔を紹介
『ONE PIECE』の初代オープニングテーマ「ウィーアー!」。
イントロを聴いただけでワクワクする、という方も多いのではないでしょうか。
その熱い歌声の主こそ、アニソンシンガーのきただにひろしさんです。
現在では「JAM Project」のメンバーとしても知られ、国内だけでなく海外のアニメイベントでも活躍しています。
しかし、実はきただにさんは最初からアニソン歌手を目指していたわけではありません。「ウィーアー!」も、もともとは本番を歌う予定ではなく「仮歌」を担当したことから人生が大きく動き始めました。本人も後年、「ウィーアー!」を歌っていなければJAM Projectにも入っていなかっただろう、と振り返っています。(アニメイトタイムズ)
今回は、そんなきただにひろしさんのプロフィールから、ロックシンガー時代、アニソン歌手になるまでの経歴、実家の家族、結婚・現在の家族について分かっていること、さらに料理好きなど意外な素顔まで詳しく紹介します。
きただにひろしさんのプロフィール
まずは基本プロフィールから見てみましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 芸名 | きただにひろし |
| 本名 | 北谷 洋(きただに ひろし) |
| 生年月日 | 1968年8月24日(2026年の誕生日で58歳) |
| 出身地 | 山口県萩市(旧・阿武郡須佐町) |
| 血液型 | O型 |
| 身長 | 162cm |
| 職業 | 歌手・アニソンシンガー |
| 主な活動 | ソロ、JAM Project |
| 趣味 | 野球、筋トレ、料理など |
| 代表曲 | 「ウィーアー!」「ウィーゴー!」「OVER THE TOP」「あーーっす!」など |
公式プロフィールでも、1968年8月24日生まれ、山口県萩市出身、趣味は野球・筋トレ・料理などと紹介されています。(Lantisレーベル公式サイト)
ステージでは「熱血アニソンシンガー」という印象が強いきただにさんですが、経歴をたどると、実はかなり長い下積みを経験してきた実力派ロックボーカリストであることが分かります。
実家は山口県|きただにひろしさんの家族構成は?
きただにひろしさんは、山口県阿武郡須佐町、現在の萩市の出身です。
一方で、父親・母親の名前や職業など、実家の詳しい家族構成については、信頼できる公式プロフィールや主要インタビューではほとんど公表されていません。
そのため、「父親は○○」「母親は○○」などと断定するのは避けたほうがよさそうです。
ただし、きただにさんの音楽人生を語るうえで興味深いのが「兄」の存在です。
公開されている経歴資料では、中学1年生のころ、ギターを始めたお兄さんと一緒に音楽に熱中したとされています。(WikiD)
つまり、きただにさんにとってお兄さんは、音楽への入口を作ってくれた人物の一人だったと考えられます。
後に世界中のファンから知られるアニソンシンガーになる少年が、最初は兄弟で音楽に夢中になっていた――そう考えると、とても親しみを感じるエピソードですね。
高校を中退して上京|長い下積み時代へ
きただにさんの経歴で意外なのが、決して順風満帆なデビューではなかったことです。
中学生のころから音楽に夢中になり、その後は本格的にプロを目指すようになります。
公開されている経歴では高校を中退して上京し、長いインディーズ活動を経験した後、ようやくメジャーデビューへたどり着いたとされています。(WikiD)
華やかな現在からは想像しにくいですが、かなりの苦労人だったのです。

1994年「Stagger」でメジャーデビュー
転機が訪れたのは1994年。
きただにひろしさんは3人組ロックユニット「Stagger(スタッガー)」のメンバーとしてメジャーデビューしました。
その後、ロックバンド「Lapis Lazuli(ラピスラズリ)」での活動などを経て、ソロシンガーとして活動するようになります。(ファミ通.com)
つまり、
「アニソン歌手としてデビューした人」
ではなく、
「ロックシンガーとして活動していた人が、偶然ともいえるきっかけからアニソンの世界へ入った」
という経歴なのです。
ここが、きただにさんのキャリアの面白いところです。
人生を変えた「ウィーアー!」は、まさかの“仮歌”だった
そして1999年、きただにさんの人生を大きく変える出来事が起こります。
それがTVアニメ『ONE PIECE』との出会いでした。
きただにさんが歌った初代オープニングテーマが、
「ウィーアー!」
です。
今では「きただにひろし=ウィーアー!」と言ってもいいほどの代表曲ですが、驚くことに、最初から正式な歌手としてオファーされたわけではありません。
きただにさん自身のインタビューによると、最初は「仮歌」を歌っただけだったそうです。
ところが、その音源を聴いた関係者から「この人で!」となり、正式に歌唱することが決定。
本人も「歌うはずじゃなくて仮歌を歌うだけだった」ため、決まったときにはかなり驚いたと明かしています。(アニメイトタイムズ)
人生とは本当に分からないものですね。
一本の仮歌が、後のアニソン人生を決めることになったのです。
「ウィーアー!」からアニソンシンガーへ
1999年に放送された『ONE PIECE』の「ウィーアー!」は大きな反響を呼びました。
その後、きただにさんはアニメ・特撮・ゲーム作品の主題歌を数多く担当。
『仮面ライダー龍騎』関連曲をはじめ、『魔弾戦記リュウケンドー』『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX』など、熱い歌声が生きる作品で存在感を発揮していきます。(Lantisレーベル公式サイト)
本人も「熱いの好きなんですよ。自分も熱いですし」と語っており、振り返ればアニソンシンガーになるべくしてなったように感じているそうです。(アニメイトタイムズ)
ロックで培った力強いボーカルと、アニメの世界観を全身で表現する歌唱スタイル。
この組み合わせが、きただにさんの大きな武器になりました。

2002年「JAM Project」加入で世界へ
さらに大きな転機となったのが2002年。
きただにさんは影山ヒロノブさんらが活動するアニソンユニット「JAM Project」の第2期メンバーとして加入します。
以降はソロ活動と並行しながら、JAM Projectとして日本武道館などの大規模ステージや海外イベントにも出演するようになりました。(Lantisレーベル公式サイト)
「ウィーアー!」がなければJAM Projectにも入っていなかったかもしれない、と本人が語っていることを考えると、1999年の仮歌が本当に人生の分岐点だったことが分かります。(アニメイトタイムズ)
『ONE PIECE』とともに世界的なアニソン歌手へ
『ONE PIECE』との縁は「ウィーアー!」だけでは終わりませんでした。
2011年には「ウィーゴー!」、2019年には「OVER THE TOP」、そして2024年には「あーーっす!」を担当。
長年にわたって『ONE PIECE』の歴史とともに歩いてきたシンガーの一人となっています。
本人は海外公演について、「ウィーアー!」のイントロが流れると、まるでサッカーでゴールが決まったような盛り上がりになると語っています。
海外の大規模イベントでは会場のファンが一緒に歌うこともあり、『ONE PIECE』を通して世界各地へ行けたことを印象深い経験として挙げています。(アニメイトタイムズ)
日本語のアニメソングが国境を越えて大合唱になる――歌手として、これほど嬉しい光景はなかなかないでしょう。
きただにひろしさんは結婚している?妻や子供は?
ここはネット上で情報が混乱しやすいため、注意して見ていきましょう。
きただにひろしさんについては「結婚している」「妻がいる」とする情報もネット上に見られます。
しかし、今回確認した公式プロフィール、所属レーベルの紹介、主要インタビューなどでは、妻の名前、結婚時期、子供の有無などを裏付けられる明確な一次情報を確認できませんでした。
一部の芸能情報サイトでも「妻や結婚の発表はない」としており、結婚について確定的に扱うだけの公表情報は乏しいのが現状です。(アスネタ – 芸能ニュースメディア)
したがって、
「妻は○○さん」
「子供が○人いる」
といった情報を事実として紹介するのは避けるべきでしょう。
きただにさんはプライベートについて積極的に公表するタイプではないようで、少なくとも公のプロフィールでは仕事と音楽活動を中心に情報発信されています。
そのため「結婚後の家族構成・家族エピソード」についても、確実な情報が確認できない以上、憶測で補わないのが適切です。
意外なエピソード① 実はかなりの料理好き!
ステージ上では熱く歌い上げるきただにさんですが、公式プロフィールの趣味を見ると意外な一面があります。
それが、
「料理」
です。
野球や筋トレと並んで「料理」が趣味として公式プロフィールに掲載されています。(Lantisレーベル公式サイト)
ロックな衣装で「ウィーアー!」を熱唱する姿からは、台所で料理している姿をなかなか想像できないかもしれません。
過去のインタビューでも、休みの日には料理をすることが語られています。
豪快なステージパフォーマンスとは違う家庭的な一面も、きただにさんの魅力ですね。
意外なエピソード② 「ウィーアー!」を歌った当初は『ONE PIECE』を読んでいなかった
これもかなり意外です。
現在では『ONE PIECE』と切っても切れない存在となったきただにさんですが、「ウィーアー!」を担当した最初のころは、原作を読んでいなかったそうです。
2024年のインタビューでは、初期には自身も大槻マキさんも原作を読んでいなかったものの、現在では「ファンというより『ONE PIECE』の一味になっているつもり」と語っています。(アニメイトタイムズ)
25年近い時間をかけて、歌手自身も作品と一緒に歩いてきたということなのでしょう。
意外なエピソード③ 12年間「ONE PIECEからの電話」を待っていた?
2011年、「ウィーゴー!」で再び『ONE PIECE』の主題歌を担当することになった際、インタビュアーから「待ちに待った」という話を振られると、きただにさんは、
「僕もね。12年待っていたんですよ、電話がかかってくるのを(笑)」
とユーモアたっぷりに答えています。(ファミ通.com)
「ウィーアー!」から12年。
再び同じ作品の主題歌を歌える喜びが伝わってくるエピソードです。
意外なエピソード④ ステージではトラブルさえ伝説になる
2025年に公開されたオーイシマサヨシさんとの対談では、ライブやフェスでの「ピンチ」の話題として、感電しながら歌唱したという驚きのエピソードまで紹介されています。(YouTube)
長年ライブを続けているからこそ、普通では経験しないような出来事にも遭遇してきたのでしょう。
それでも歌い続けるあたりに、きただにさんの“熱血シンガー”ぶりが表れています。
きただにひろしさんの経歴を時系列で整理
きただにさんの歩みを簡単に整理すると、
中学生のころ音楽に夢中になる
↓
上京して長い下積み生活
↓
1994年「Stagger」でメジャーデビュー
↓
Lapis Lazuliなどでロックシンガーとして活動
↓
1999年「ウィーアー!」の仮歌を担当
↓
その歌声が評価され正式歌手に抜擢
↓
『ONE PIECE』初代OP「ウィーアー!」が代表曲に
↓
アニメ・特撮ソングを多数担当
↓
2002年JAM Project加入
↓
国内外の大型ステージへ
↓
「ウィーゴー!」「OVER THE TOP」「あーーっす!」など再び『ONE PIECE』主題歌を担当
↓
日本を代表するアニソンシンガーの一人へ
という、かなりドラマチックな経歴になります。(ファミ通.com)
【メルカリ】まとめ|きただにひろしさんは「一本の仮歌」で人生を変えた苦労人だった
きただにひろしさんというと、「ウィーアー!」を豪快に歌う明るいアニソンシンガーという印象が強いかもしれません。
しかし経歴を調べてみると、その裏側には長い下積み時代がありました。
ロックシンガーとして活動を続け、たまたま依頼された「ウィーアー!」の仮歌が評価され、アニソンの世界へ。
さらにJAM Projectへ加入し、『ONE PIECE』とともに世界へ活動の場を広げていきました。
一方、プライベートについては非常に情報が少なく、実家について確認できるのは山口県出身であることや兄との音楽エピソードなどに限られます。結婚・妻・子供についても、信頼できる公表情報が確認できない部分は「不明」としておくのが適切でしょう。
分からない部分を無理に埋めなくても、
「長い下積みを経て、一本の仮歌から世界的アニソンシンガーへ」
という経歴だけで十分にドラマがあります。
そして何十年たっても、あのイントロが流れれば世界中のファンが盛り上がる。
きただにひろしさんの「ウィーアー!」は、これからも『ONE PIECE』とアニソン史に残り続ける一曲になりそうですね。
きただにひろしさんの性格は?インタビューから見える「熱血だけど謙虚」な素顔を徹底分析
『ONE PIECE』の「ウィーアー!」を聴くと、底抜けに明るく、パワフルで豪快な人を想像する方も多いのではないでしょうか。
実際、きただにひろしさんは自身を「熱い」と表現しています。
ところが、これまでのインタビューを読み込んでいくと、それだけではありません。
意外なほど謙虚で、仕事に対してはかなりストイック。それでいてユーモアがあり、仲間を大切にし、休日には家でアニメを見たり料理をしたりする家庭的な一面も持っています。
さらに印象的なのは、キャリアを重ねても「自分はまだ成長できる」という姿勢を失っていないこと。
今回は、きただにひろしさんの過去のインタビューでの発言をもとに、表面的なイメージだけでは分からない性格や人柄を深掘りしてみます。
※以下の性格分析は、本人が公表した性格診断ではなく、インタビューでの発言や仕事への姿勢から読み取れる人物像についての考察です。
きただにひろしさんの性格を一言で表すなら?
きただにひろしさんのインタビューを複数見比べてみると、特に目立つのが次のような特徴です。
- とにかく前向き
- 熱血タイプ
- 努力を努力と思わないストイックさ
- 意外なほど謙虚
- 仲間意識が強い
- ユーモアがある
- 好奇心が強い
- 家では意外とインドア派
- 料理好きで生活を楽しむタイプ
- 過去の成功にしがみつかない
なかでも、きただにさんを理解する重要なキーワードは「前へ進む」ではないでしょうか。
2011年のインタビューでは、自身について「基本的には前向き」と話し、JAM Projectの精神についても「常に前に進む」ものだと説明しています。さらに、一つの目標に向かって毎日少しずつ進んでいるという趣旨の発言もしています。(アニメイトタイムズ)
この言葉は、きただにさんのキャリアそのものを表しているように感じられます。
性格① とにかく前向き!「振り返らない」が基本姿勢
きただにさんの性格で最も分かりやすい特徴が、前向きさです。
長く活動している歌手であれば、「昔は良かった」「あの頃はすごかった」と過去を振り返ることもあるでしょう。
しかし、きただにさんの場合は少し違います。
JAM Projectについて語ったインタビューでは、基本的に前向きであり、後退せず前へ進んでいく精神を大切にしていることを明かしています。(アニメイトタイムズ)
これは単なるポジティブ思考というより、
「昨日より今日、今日より明日」
という成長型の考え方に近いのではないでしょうか。
実際、1999年の「ウィーアー!」で大きな代表曲を手にしても、それだけに頼らず、JAM Projectへの加入、海外公演、新しい歌唱法への挑戦などを続けています。
成功を「ゴール」にしない人なのです。

性格② 実はかなりの苦労人。それでも悲壮感を見せない
きただにさんの明るい性格を考えるうえで、興味深いのが「ウィーアー!」以前のキャリアです。
現在では日本を代表するアニソンシンガーの一人ですが、「ウィーアー!」を歌う直前は、決して順風満帆ではありませんでした。
Billboard JAPANのインタビューでは、当時レコード会社からいわば「戦力外」となり、これからどうしようかと考えていた時期だったことを明かしています。
そんなときに舞い込んできたのが、『ONE PIECE』のオープニング曲の仮歌でした。
結果的に、その仮歌が評価され、正式な歌手として起用されることになります。本人はこの出来事を自身の「シンデレラストーリー」の始まりとして明るく振り返っています。(Billboard JAPAN)
ここに、きただにさんらしい性格が表れているように思います。
キャリアの低迷期を必要以上に美化するわけでも、苦労話として強調するわけでもありません。
むしろ、
「そんな時期もあったけれど、そこから人生が変わった」
と笑って話せる。
過去の失敗や挫折を現在の自分の一部として受け入れられる、精神的なタフさを持った人なのではないでしょうか。

性格③ 「熱血」はキャラクターではなく、本当に熱い人
ステージ上のきただにさんといえば、やはり「熱い」。
これは作られたキャラクターではなさそうです。
本人もアニメイトタイムズのインタビューで、
「熱いの好きなんですよ。自分も熱いですし」
と話しています。(アニメイトタイムズ)
ここまで自覚があるのですから、筋金入りでしょう。
しかし、興味深いのは単にテンションが高いという意味の「熱血」ではないことです。
きただにさんの場合、
音楽への情熱
作品への情熱
ライブへの情熱
仲間への情熱
ファンへの情熱
というように、仕事に対する熱量の高さとして表れています。
だからこそ、アニソンとの相性が非常に良かったのでしょう。
「なるべくしてなった」と本人が振り返っているのも納得できます。(アニメイトタイムズ)
性格④ 実績のわりに驚くほど謙虚
きただにさんのインタビューを読んでいて、もう一つ強く感じるのが「謙虚さ」です。
『ONE PIECE』の初代オープニングを歌い、JAM Projectとして世界中でライブを行っている人物です。
普通なら多少「ベテラン感」が出ても不思議ではありません。
ところが、2013年のインタビューでは、歌の世界について「ゴールが見えない」と話し、何千回レコーディングやステージを経験しても新しい発見があるという考えを示しています。
さらにJAM Projectでは自分を「末っ子」と表現しています。(ぴあニュース)
この発言は非常に象徴的です。
キャリアの長さではなく、
「まだ学ぶことがある」
という視点で自分を見ているのでしょう。
ベテランになっても自分を完成形だと思わない。
これこそ、きただにさんが長期間第一線で歌い続けられている理由の一つなのかもしれません。
性格⑤ 「ウィーア!」を何万回歌っても満足しないストイックさ
きただにさんのプロ意識がよく分かる発言があります。
『ONE PIECE』公式サイトの対談では、「ウィーア!」について何万回と歌っているはずなのに、自分自身には「もっともっと」という納得できない部分があるという趣旨の話をしています。
そして、歌うたびに違う色が出てくるため、飽きることがないとも語っています。(ワンピース公式サイト)
これはかなりストイックです。
普通なら何千回、何万回と歌った代表曲なら、
「もう自分のものになった」
と思ってしまいそうです。
しかし、きただにさんは違います。
「もっと良くできるかもしれない」
と考えている。
この「満足しすぎない性格」が、歌手としての成長を止めない原動力になっているのでしょう。
性格⑥ 年齢を理由に「できない」と決めないチャレンジャー
きただにさんの性格を深掘りすると、「若々しい」という言葉も当てはまりそうです。
単に見た目の話ではありません。
考え方が若いのです。
年齢やキャリアを理由に新しいことを避けるのではなく、むしろ新しい課題に向かっていく傾向があります。
その象徴が、『ONE PIECE』の主題歌「あーーっす!」です。
Billboard JAPANのインタビューでは、「あーーっす!」で非常に高い音域のシャウトに挑戦したことを明かしています。
しかも本人によれば、ほとんど経験したことがない歌唱だったそうです。(Billboard JAPAN)
普通なら、
「ベテランだから得意な方法で」
となりそうなところですが、あえて新しい歌い方に挑戦する。
きただにさんは「守り」に入りにくい性格なのでしょう。
性格⑦ 仲間と一緒だと安心する「チーム型」の人


JAM Projectで長年活動していることからも分かるように、きただにさんには「仲間と何かを作ることが好き」という一面もありそうです。
海外インタビューで「ソロとグループでパフォーマンスする最大の違い」を聞かれた際には、JAM Projectで歌うほうが「安心する」という趣旨の答えを笑いながら返しています。(Kawaii Kakkoii Sugoi)
さらに、JAM Projectに加入してからの変化について、
技術的にも精神的にも、そして人間としても成長した
という趣旨の回答をしています。(Kawaii Kakkoii Sugoi)
ここは重要なポイントです。
JAM Projectを単なる「仕事上のユニット」として捉えているのではなく、仲間との関係を自身の成長につながるものとして捉えているのです。
きただにさんは一人で突っ走る熱血タイプに見えて、実際にはかなり「チーム型」の人なのかもしれません。
性格⑧ ユーモアがあり、自分を大きく見せない
インタビューを読むと、きただにさんはかなりよく笑います。
回答の中にも「(笑)」が多く登場します。
たとえば「ウィーゴー!」で12年ぶりに『ONE PIECE』の主題歌を担当した際には、
「12年待っていたんですよ、電話がかかってくるのを(笑)」
と答えています。(ファミ通.com)
もちろん本当に待望していたのでしょう。
しかし、それを感動的な武勇伝として語るのではなく、笑いに変えてしまう。
この「自分を笑える能力」は、きただにさんの人柄を考えるうえで非常に重要だと思います。
自分の実績を必要以上に大きく見せず、周囲を楽しませながら話す。
親しみやすさの理由は、こうしたところにあるのでしょう。
性格⑨ ステージとのギャップ!休日は意外なインドア派
ステージでは全身を使って歌うきただにさん。
休日もスポーツやアウトドアを楽しんでいるのかと思いきや、意外とそうでもありません。
2013年のインタビューで休日の過ごし方を聞かれると、基本的には家にいて、録画したアニメ、ドラマ、映画などを見たり、料理をしたりすると答えています。(ライブドアニュース)
このギャップは面白いですね。
ステージ
「ウィーアーーーッ!」
↓
休日
家でアニメを見ながら料理。
……かなり親近感があります。
仕事ではエネルギーを外へ爆発させ、プライベートでは自宅で静かに好きなことを楽しむ。
オンとオフを自然に切り替えられるタイプなのかもしれません。
性格⑩ スーパーでの買い物が大好きという庶民派な一面
さらに親しみを感じさせるのが料理についての発言です。
料理に強いこだわりがあるのかと思いきや、きただにさんは「あまりこだわりはない」と説明し、自分が食べたい味と材料で料理すると話しています。
そして、
「スーパーでの買い物は大好き」
とも明かしています。(ライブドアニュース)
世界各地でライブを行うアニソンシンガーが、休日にはスーパーで食材を選んでいる。
このギャップはかなり魅力的です。
また、この発言からは「有名人らしく振る舞う」ことへの執着があまりなく、日常生活そのものを楽しめる性格もうかがえます。
性格⑪ 歌手を「目立つ人」ではなく「伝える人」と考えている
きただにさんの仕事観を知るうえで、とても印象的な言葉があります。
「ウィーア!」を歌った経験から、歌手とは歌詞を運ぶ「伝え人」なのだと再確認した、とインタビューで語っているのです。(ライブドアニュース)
これは、きただにさんの歌い方を理解する重要なヒントでしょう。
自分の歌唱力を見せることが最優先なのではなく、
「作品や歌詞が伝えたいものを、聴く人へ届ける」
ことを重視している。
だから『ONE PIECE』のような物語性の強い作品と相性が良いのでしょう。
さらに本人は、笑顔で歌うと歌声も笑顔になる、という趣旨の話もしています。(ライブドアニュース)
技術だけでなく、感情まで声に乗せようとしていることが分かります。
「ウィーア!」の成功を自分だけの手柄にしない
もう一つ注目したいのが、きただにさんが「ウィーア!」について語るときの姿勢です。
そもそも同曲を歌うことになったのは、作曲家・田中公平さんとの縁から仮歌を担当したことがきっかけでした。
本人もその経緯を隠すことなく、「気軽な気持ち」で仮歌を歌ったら、そのまま本番を担当することになったと説明しています。(ファミ通.com)
『ONE PIECE』公式の対談でも、当時正式決定したことに驚き、うれしくて「田舎に電話した」という微笑ましいエピソードを明かしています。(ワンピース公式サイト)
成功を「自分の実力だけで勝ち取った」と語るのではなく、縁や周囲の人たちへの感謝を忘れない。
このあたりにも謙虚な人柄が表れているように感じます。
きただにひろしさんは「陽気な努力家」なのかもしれない
ここまでのインタビューを総合すると、きただにひろしさんは単純な「明るい熱血タイプ」ではないことが分かります。
むしろ、
「ものすごく努力しているのに、それを深刻そうに見せない人」
という表現が近いのではないでしょうか。
何万回歌っても満足しない。
年齢を重ねても新しい歌唱に挑戦する。
成功しても「まだ先がある」と考える。
仲間から学ぼうとする。
しかし、それをストイックな苦労話として語るのではなく、
「12年電話を待ってました(笑)」
と笑えてしまう。
この「努力×ユーモア」のバランスこそ、きただにさんの大きな魅力でしょう。
なぜきただにひろしさんは長く愛されるのか?
きただにさんが長年支持されている理由は、歌唱力だけではないと思います。
ステージ上では圧倒的なエネルギーを放ちながら、インタビューでは驚くほど自然体。
大ヒット曲を持っているのに偉ぶらない。
ベテランなのに「まだ成長できる」と考える。
海外公演を行うスターなのに、休日にはスーパーへ行って料理をする。
そして何より、アニメソングを「作品を盛り上げるための歌」として真剣に捉えている。
この距離感の近さが、ファンにとって「ダニー」と親しみを込めて呼びたくなる理由なのかもしれません。
まとめ|きただにひろしさんは「熱血・謙虚・前向き」が同居した人
きただにひろしさんのインタビューを深掘りすると、ステージ上の「熱いアニソンシンガー」というイメージだけでは分からない性格が見えてきます。
最も印象的なのは、
「成功しても、そこで止まらない」
という姿勢です。
「ウィーア!」という一生ものの代表曲を手に入れても満足せず、JAM Projectで仲間から学び、海外へ飛び出し、新しい歌唱にも挑戦してきました。
一方、プライベートでは家でアニメや映画を見たり、料理をしたり、スーパーで買い物を楽しんだりする自然体な人物。
「熱血」と「謙虚」。
「ストイック」と「ユーモラス」。
「世界を飛び回るアニソン歌手」と「家で料理を楽しむ人」。
一見正反対に見える要素が自然に共存しているところが、きただにひろしさんという人物の面白さなのではないでしょうか。
そして、「ウィーア!」を何万回歌っても「もっと」と思える。
その姿勢こそ、きただにひろしさんが長年第一線で歌い続けられる最大の理由なのかもしれません。

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