震災で自宅が倒壊。愛犬も失い、7才で絶望を経験した宮世琉弥!宮城から世界へ翔けるか?

宮世琉弥(みやせ りゅうび、2004年1月22日生まれ)は、宮城県石巻市出身の俳優・シンガーソングライターです。

小学5年生の時、ショッピングモールでスカウトされ、スターダストプロモーション仙台営業所に所属。

その後、EBiDAN SENDAIの研究生として活動し、2018年8月28日にボーイズグループ「M!LK」の新メンバーとして加入しました。 

2019年俳優デビュー。

若手の登龍門といわれるCMに大抜擢され、TBS系『恋する母たち』や『村井の恋』など数々の話題作に出演。

また、2023年には「パリピ孔明」に出演し、多彩な役柄を演じています。 

音楽活動では、2024年に新曲「白く染まる前に」をリリースし、自身初主演ドラマ『スノードロップの初恋』のオープニングテーマとして起用されました。 

現在も俳優業と音楽活動を精力的に行い、多方面で活躍中です。

そんな宮世さんですが、2011年の7歳のとき、東北大震災で被災しました。

「(亡くなった)その人たちの分まで生きなさい」という母親の言葉を胸に10年、過ごしてきた。

「絶望、これは嘘だって自分の中で信じ込ませるようにしていました」、宮世さんの家族は全員無事だったが自宅は全壊となった。幼い頃から一緒だった愛犬の“マロ”も津波に飲まれ、死んでしまいました。

「マロは家族のような、僕にとって兄弟のような存在でした。最後まで一緒にいてあげられなかったこと、ずっと悔しい思いでした。ただ不思議だったのは家もほとんど全部流されて何も無くなっているのに、マロだけは自宅のすぐそばで見つかったんです。家族を、マロが守ってくれたんじゃないかって思っています」

さらに、同い年でとても仲の良かった、はとこを亡くした。

「もう絶望、でした。ずっとそばにいた人が亡くなったっていうことが、信じられなくて…母から聞いて、これは嘘だって自分の中で信じ込ませるようにしていました」

震災後、宮世さんは転校を余儀なくされました。

県内の別の場所に引っ越したため、それ以来、当時暮らしていた地元を訪れる機会はほとんどなかったという。

当時の辛い記憶から逃げたい、という思いもあったという。

震災から4年がたった2015年3月。宮世さんに転機が訪れる。


家族で宮城県女川町で開かれた「復興祭」を訪れた。そしてアイドルグループ「ももいろクローバーZ」のパフォーマンスを見て、周囲の人たちが笑顔になっていくのを感じた。

“自分も周りの人たちを笑顔にしたい”。そんな思いから芸能界に入った。

2024年12月3日、宮世さんはみやぎ絆大使に就任し、故郷を盛り立てる大役を任せられることに。

これからの活躍も楽しみな逸材です。

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